FC2ブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 第29回
「智能気功の3つの功法と上達のコツを紹介します~part1」


その昔、気功は
師から弟子へ秘法のような形で授けられることも多かったそうですが、
智能気功では一人でも多くの方に
気功を健康増進と幸福の実現に役立ててほしいという願いから、
功法の内容や理論、動作のコツなどすべての情報を
わかりやすい形で公開し、指導しています。

今回から2回にわたって
智能気功の各功法についてご紹介するとともに
気功上達のためのポイントをアドバイスしたいと思います。

20070814085510.jpg智能気功の功法は第1歩功から第6歩功までの6つがあり、現在はそのうちの3つが公開されています。

なぜ残りの3つがまだ公開されていないかというと、
体操の初心者がいきなりウルトラCの技に挑戦したら
大ケガをするのと同じで、
気功もじゅうぶんな知識や技術が伴わないうちに
むずかしい功法を練習すると、
自分自身も他人も傷つけてしまう危険があるため、
難易度の高い功法はまだ一般公開されていないのです。


気功は基礎から順を追って学んでいきましょう。


智能気功においてもっとも基本となるのが
第1歩功の「捧気貫頂法(ほうきかんちょうほう)です。

捧気貫頂法は、
天地自然に満ちあふれている混元気を体の内にたっぷりと取り入れ、
「気」を充実させることを目的とした功法です。


中国医学では、「気」は生命活動の源となるエネルギーであり、
体内に良い「気」が充実していれば健康で元気に生きることができ、
逆に「気」が不足したり「気」の力が衰えてくると
体調を崩したり、病気にかかったりすると考えられています。

捧気貫頂法は、混元気を取り入れて体内の「気」を充実させる功法ですから、
健康作りにとても役立つのです。

実際に、智能気功を始めたばかりの初心者の方でも、
捧気貫頂法の練習をすると
短期間で体調の改善を実感できる例が少なくありません。

また外から混元気を取り入れると同時に、
体内の「気」を外に開いて「気」の交流を行なうので、
自分と天地自然と混元気が融合し、天人合一の一体感が強まります。

現代人が抱えている心身の不調は、
自然から遠く離れた生活や季節感を無視したかのような
暮らしを続けたことが原因で起きているケースが多いように思われます。
自然との一体感を取り戻すことは、
心と体を癒し、真の健康を回復する大きな助けとなるしょう。

さらに潜在能力の開発にも役立ちます。
とくに樹木、山河、風雨雷雪など
天地自然に対する感覚機能が研ぎ澄まされていくといわれています。


捧気貫頂法は、はじめから終わりまでゆっくり練習して15~30分程度。
練功が終わった後はとてもすがすがしく、気持ちが穏やかになります。

20070814091514.jpg


次に、捧気貫頂法を練習するときに心がけたい点を2つご紹介します。
どちらも気功の上達には欠かせないポイントです。


■上達のポイント①「イメージ(意念)をする」

練功に入るときはまず、次のようなイメージを想像してください。

――頭上に広がる天涯(天空の果て)から
まるでシャワーのように清らかで美しい混元気が降り注いでいます。
その中に自分だけが立っています。
果てしなく広がる空間を自分が独り占めにして
混元気をいっぱいに浴びています。
足元に広がっているのは、混元気に満ちた大地です。
その大地をしっかりと踏みしめ
自分と天地自然が一体化して溶け合っています――


そして練功に入ったら、次のようなイメージを思い描きましょう。

――手を広げたり、頭上に持ち上げたり動かしたりするときは
頭上に大きく広がる天涯に思いを馳せ
その天涯の形に沿って手をゆっくりと大きく動かします。
頭上からは天空から降り注ぐ清らかな混元気を浴び
足元からは大地に満ちている混元気を体の内へと引き入れます。
そして体内のおへそのあたりでそれぞれの混元気を合流させます。
自分の周りには一面、濃度の濃い混元気が満ちあふれています。
手足を動かすときは、プールや浴槽の中での水の抵抗感を思い出し
混元気の抵抗力を感じながらゆったりと動かします――


気功において、何よりも大切なのはイメージ(意念)をすることです。

動作の流れを覚えたり体を動かすことはどうでもいいとはいいませんが、
イメージもせずに体を動かしていても混元気を体内に取り入れることはできませんし、
体内の「気」も充実しません。
意念で「気」をきちんとコントロールすることが、
気功の効果を高め、上達するための重要なポイントです。


また、天地と溶け合い天涯から降り注ぐ混元気を全身で浴びている自分
といったイメージを思い描くことによって、
体から自然と力が抜けてリラックスすることができます。

全身には何百というツボ(経穴)がありますが、
体がリラックスすればするほどツボが開いて、
体内の古い「気」が出て行きやすくなります。
と同時に、
自分の周りに満ち満ちている新鮮で純粋な混元気が体内に入りやすくなるのです。
そうすると体内の「気」が充実して全身の「気」の流れがスムーズになり、
生命活動が活発になっていきます。


20070814092137.jpg■上達のポイント②「意念で気を引く」

智能気功では、「意念で気を引く」ことを重視しています。「意念で気を引く」とは、体の内を思うことで混元気を集める方法です。

智能気功以外の流派ではおもに、「意念で気を導く」方法を用いることが多いようです。「意念で気を導く」とは、意念と「気」を結合させて動かすことです。

「気を導く」と「気を引く」の違いについて説明しましょう。

例えば、友人があなたの家を訪問するために近所の駅に着いたとしましょう。
あなたは駅まで迎えに行って友人と落ち合い、家まで連れてきます。
「気を導く」というのはそれに似ています。

しかし、あなたがわざわざ駅まで迎えに行かなくても、
家にわかりやすい目印を立てておいて、
友人の好きなように来てもらうこともできますよね。
それが「気を引く」ということです。

友人を家まで導いてくるには、
迎えに行って友人と落ち合わなければいけませんし、
途中ではぐれたり迷子にならないようにきちんと案内しなければいけません。
つまり、「気を導く」には意念と気が強く結合すること、
その結合を保ったまま目指す地点まで連れてくることが不可欠です。

一方、「気を引く」ときは目印を立てておけばいいわけです。
目印を立てるというのは具体的にいうと、
体の内を思う、体の内をイメージすることです。
つまり意念を体の内にもっていくと、
混元気は自然とそれに引かれるようにして体の内に入り、
目指すところに集まってくるのです。

どちらがかんたんで確実ですか?

「気を引く」方法でしょう。


捧気貫頂法では「押して、引いて」ということばが何度も出てきます。

「引いて」というときは、意念を体の内にもっていきます。
そうすれば混元気も自然と体内に入ってきます。

「押して」というときは、はるかかなたの天涯を思い、
手を思い切り伸ばして天涯に触れるイメージを思い描きます。
そうすれば体内の古い「気」が自然と外に出て行きます。

これで天地自然との一体感が生まれ、
体内の「気」の流れを改善して生命活動を活性化することができます。

この「押して・引いて」(智能気功では「開閉」と呼んでいます)は、
単独でやっても非常に高い効果が得られます。

両手のひらのあいだを少しあけて向かい合わせて、
意念でゆっくりと「天空の果てを思い、体の内を思い」と
イメージすればいいのです。
手を合わせられなければ、意念だけでやってもかまいません。
雑念が消えたように頭の中がクリアになり、心が落ち着きます。
疲れもとることができます。

私の知人の例なのですが、
その方は入院しているときにベッドの中で毎日この「開閉」を行なって、
生命力を取り戻しました。
病気や入院に対する不安も取れ、精神的にも平安を保つことができたそうです。

「開閉」は体を動かさずにできるので、人目を気にする必要がありません。
仕事の合い間や電車の中、寝る前などにもぜひやってみてください。



20070814092624.gif












スポンサーサイト
 第26回 「気功あれこれQ&A~Part3」


20070730095029.jpgこれから気功を始めてみたいと思っている方、また、始めようかどうしようか迷っている方たちのために、気功の“いろは”をお教えします。

気功に関する疑問、練習に関する不安や戸惑い、気功教室に関する質問などにやさしくお答えしていきます。

すでに気功を勉強中の方にも役に立つ情報がいっぱいです。


Q1.「気」は目で見えるものですか? それとも感じられるものですか?

A1.ごく簡単にいうと、「気」はすべての生命活動の源になるエネルギーのようなものです。
「気」が充実していれば、体も心も元気でいることができます。
しかし「気」が衰えてくると、体も心も元気を失い弱ってきてしまいます。
それが病気にかかりやすい状態、または病気になってしまった状態といえます。
「気」は私たち人間だけでなく、動物も植物も、生命があるものすべての内に流れています。
また自然界のいたるところ、天にも地にもあまねく「気」は満ちあふれています。

さて「気」は、ふだんはなかなか目で見たり感じたりすることができません。
しかしそれは「気」が存在しないからではありません。
また感覚が鈍いから見えないのでもありません。
意識が少しばかり散漫になったり集中していないから、気付かないだけなのです。
「気を見てみよう、感じてみよう」という意識をもち、そのことに心を集中すれば、
だれでも見ることができますし感じることができます。

気の感じ方は人それぞれ違います。
私の場合は、はじめに「聞こえる」という感覚を感じました。
気功の動作をしたときに、体のなかでザワザワという音が聞こえたのです。
それはホラー映画を見ていてゾクッとする感覚に似ていました。
今でも練功をしていると体内でザーザーという音が聞こえてきたりします。
そして「気」が見えるようになったのは、智能気功を習い始めて数年経った頃でした。
両手の平を5~6センチ離して向かい合わせたら、
両手のあいだに白いものがフワーッとつながって見えたのです。
あるときはピンク色に見えたり、青白く見えたりもしました。
色の見え方はそのときの体のコンディションによってやや違うようです。
ちなみに、「気」を発すると、手の平が真っ赤になるケースが多いようです。
手の平にはツボがたくさんあり、そこを通って「気」が出入りして、
体内に流れている気と自然界の気がつながっているからです。

「気」が見えると何となく嬉しく感じますし、
「気」の存在を自分の目で確かめられると
気功に対する興味や好奇心がさらに増していくと思います。
しかし「気」が見えなくても感じられなくても、ガッカリする必要はありません。
「気」が見えるかどうか感じられるかどうかは、
必ずしも気功のレベルを表すものではありませんし、
個人差も大きく、ちょっとでも集中力が切れたり雑念があったりすると、
見えたり感じたりできないことがあるからです。
まじめにコツコツと練習を続けていれば、
だれでもいつかはかならず見えるようになります。
そのときまで楽しみを取っておくのもいいものです。



20070730101627.jpgQ2.「気場(きば)」って何ですか?

A2.私たちの体内には、生命活動の源になる「気」が流れています。
また、「気」は私たちを取り巻く世界――あなたが今いるその場所にも、そして天にも地にも満ち満ちています。
一定の目的をもった人が集まると「気」が集まり、その場所に満ちている「気」もその目的の方向に同化して「気」の力がいっそう強くなります。
気功の指導者はそれを促すために、
例えば気功の練習をしようとして集まった人々に向けて強い意念を発射します。
この行為を「気場を作る」といいます。
集まった人々の意識は指導者の意念を受けて、
共通の目的――例えば練功をすること――に同化します。
このような状態になることを「気場ができる」といいます。

人数が多ければ多いほど「気」もたくさん集まり、気場の力はより強力になります。
気場のなかで練功を行なうと各人の練功の成果が共鳴しあうので、
一人で練功をするときよりも効果が増し、上達も早くなります。
以前、中国の智能気功の研究所で数千人が参加した練功会が行なわれたのですが、
そのときは治癒のむずかしい疾患がすみやかに改善した例もあったのだそうです。
気功教室に参加するメリットは、動作のコツや理論が学べるだけではありません。
おおぜいの仲間とともに気場を作り、気場の中で練功することによって、
健康効果や気功レベルの向上が期待できるのです。



Q3.ひとりで練功するときも、「気場(きば)」を作るようにした方がいいですか?

A3.智能気功では、上で述べたような気場の効果をとても重視し、
その働きを健康増進や気功のレベルアップに役立てています。
そのため教室などで人が集まって練功をするときは、
「気場を作りましょう」という先生の合図にあわせ、
みんなで気場を作ってから練習を始めるようにしています。
しかし、初心者の方がひとりで練功をするときは、
「そこに気場を作ろう」というようなことをとくに意識する必要はありません。
雑念を払い心を専一にしてから練功を始めれば大丈夫です。
心を落ち着かせる方法については、次の「Q4」をご覧ください。



Q4.練功を始めるときには、どうやって心を静めればいいですか?

A4.考えごとを一切やめて雑念を取り去り、気功をすることに集中し、
スムーズに練功を始められる落ち着いた心理状態のことを「気功態(きこうたい)」といいます。
練功を始めるときは、まず気功態に入ることが必要です。
気功態に入るには、以下のような手順で行なうといいでしょう。
① 全身をリラックスして緩めます。
② しばらくのあいだ遠くの一点を見つめます。
  それから静かに目を閉じて、同時に意識を体の内へと向けていきます。
③ 「八句のことば(*)」を声に出して言うか、または心の中で暗唱し、
 八句のことばにあるような意識の持ち方をします。
このようにすると自然と気功態に入ることができます。
心が落ち着いたら練功を始めましょう。

(*)八句のことば
智能気功で練功を始める際に、体の緊張を取り去り心を静めるためにいうことば。



Q5.練功中にどうしても雑念が生じてしまいます。雑念がわいたときはどのように対処すればいいですか?

A5.雑念はだれにでも生じるものですから、心配する必要はありません。
長年修行を積んだ禅僧でも、
座禅を組んでいるときに雑念や妄想がわくことがあるのだそうです。
ただし、雑念がわいてきてもその雑念を追い求めたり深く考えたりしてはいけません。
また、雑念を「消そう」「追い払おう」と無理に思うのもよくありません。
逆にその思いに支配されてしまうからです。
雑念がわいてきたら、右から左に受け流すようにして
相手にしないこと、取り合わないこと、とらわれないことです。
そうしているうちに、雑念がわいても心がいちいち反応しなくなってくるはずです。
逆説的な言い方になりますが、
雑念に気付くということは、雑念のない心静かな状態がわかりはじめた印でもあるのです。
雑念にとらわれず、雑念を受け流し、あせらずに静かな心を保つことが上達への道です。

20070730102416.jpg


Q6.気功にはたくさんの流派があるそうですが、どんな違いがあるのですか?
   また、智能気功の特徴はズバリ何ですか?


A6.気功の流派は3000以上、あるいは4000以上あるともいわれています。
流派によって功法の構成、型や動き、意念の使い方などに多少の違いがありますが、
「体と心の健康を養い、病気の改善や予防、健康増進をはかりながら、
最終的には人間としての生き方までを追究する」という本質は、
どの流派であっても変わることはありません。
富士山を想像してみてください。
いろいろな登山ルートがあり、ルートによって道の様子や見える景色などに違いがありますが、
どの道を登っても最終的な目的地はひとつです。
登山者は自分が登ってみたいルート、自分に合うルートを選んで、
頂上を目指していけばいいわけです。
気功もそれと同じです。
流派ごとに多少の違いはあっても、めざすゴールはひとつなのですから、
自分と相性のいい流派、信頼できる先生が教えている流派などを学べばいいと思います。

智能気功の特徴をズバリ表現するなら、
「初心者でも理解しやすく、学びやすい」ということです。
その昔、気功は“秘法”のような一面もあったために、
動作や理論などの重要な部分を門外不出にして、
師弟のあいだでも簡単には教えないことがあったといいます。
そういった奥義や秘術は何年もかけて師匠と寝食をともにしながら学んでいくわけですが、
私たち現代人がそのような修行生活を送ることは不可能に近いでしょう。
そこで智能気功では、動作のコツ、目的、理論などのすべてを公開しています。
そしてそれらを初心者にもわかりやすく体系化し、
誰もが学びやすく身に付けられるように指導をしていきます。
智能気功を始めると比較的短期間で効果があらわれる人が多いのですが、
それは動作のコツが早く身に付き、気功レベルが早く上がるためだといわれています。
上達が早いと気功に対する興味が増して
さらに熱心に練功するようになり、いっそう効果も高まる、
といった相乗効果も生まれているようです。



Q7.ある宗教で「信仰すれば健康になる、商売が繁盛する」といわれました。気功も、健康になるだけでなく、運が開けたり仕事で成功したりできますか?

A7.本来、宗教というのは「真理を探究すること」であり、
それが言葉を替えれば「悟りを求める」「悟りにいたる」ということなのだと思います。
真理を探求し、真理に気付いた結果として心の平安が得られることはあるかもしれませんが、
正統的な宗教や宗派はけっして
「信仰すれば健康になる」「信仰すれば商売が繁盛して金持ちになれる」などと、
安易に現世での利益や幸福を約束するものではないはずです。

気功は、首を回したり伸びをしたりといった自然な癒しの動作をベースとして、
養生法、漢方医学、呼吸法、舞踏、哲学や道徳、芸術や体育、生命観や自然観など
幅広い分野の知識や智恵を積み上げて集大成していったものであって、
宗教ではありません。
また、「気功をすればかならず健康になる、運が上がる、仕事で成功する」
といったことも、もちろんお約束はできません。
しかし、気功を毎日コツコツとまじめに続けていると、
体と心が養われて、真に健やかな状態になっていきます。
その結果として、不調が改善して体が丈夫になったり、
精神的に安定して幸せを感じられたり、判断力が養われて仕事がうまく展開したり――
といったことが起きる可能性はおおいにあると思います。
私自身は気功を十余年続けてきて、健康を取り戻すことができましたし、
おかげさまで今も現役で仕事を続けさせて頂いています。
そして日々、幸せだなぁと感じています。


20070730105547.jpgQ8.気功の書籍やウェブサイトを見ていると「気功は呼吸法です」と書いてあることがあります。気功は呼吸法なのですか?

A8.気功には3つの重要な要素があります。
姿勢と動作の調節、意識の調節、呼吸の調節の3つです。これらについて簡単に説明しましょう。

【姿勢と動作の調節】
姿勢と動作をととのえることを、気功では「調身(ちょうしん)」といいます。
ゴルフでもヴァイオリンでも、習字でもダンスでも、それぞれに適した姿勢や動作があるように、気功にも適切な動作と姿勢があります。そしてそれが正しくできないと、期待したような効果が得られないことがあるのです。
両足をそろえて地に立ち、背筋を伸ばして、余計な力を抜いて体をリラックスして緩める――これが基本の正しい姿勢です。
【意識の調節】
意識をととのえることを「調心(ちょうしん)」といいます。
調心は、雑念を取り払って心を集中することです。
何かを考えたり思ったりする脳の働きをいっさい止めて、無の状態にし、
「自分と宇宙が混元気を通じてつながっている」「純粋できれいな混元気が天から降り注いでいる」
というような意識をもち、それに集中するのがコツです。
【呼吸の調節】
呼吸をととのえることを「調息(ちょうそく)」といいます。
調息は、調身・調心と並んで大切な要素のひとつなので、
「気功は呼吸法である」といった表現をする例があるのでしょう。
しかし、呼吸が気功のもっとも重要な要素というわけではありません。
また、調身・調心がともなわない調息は気功ではありませんから、
「気功は呼吸法である」という表現や考え方が正しいとはいえないでしょう。
じつは呼吸をととのえるのはとてもむずかしく、
誤った呼吸法を続けていると体内のバランスが乱れて、体調を崩すことがあります。
実際に、私は市販の気功の解説書を見ながら自己流で練習していたときに、
気付かずに間違った呼吸法を続けたせいで気管支炎のような症状が出始めて、
セキとタンが止まらなくなった経験をもっています。
智能気功では、「正しい姿勢と動作、正しい意識の使い方をすることによって、
呼吸は自然にできるようになる」という考えに基づいて、
呼吸を特別にコントロールする指導は行なわないようにしています。



Q9.「気」や気功の効果については、科学的にどれくらい解明されているのですか?

A9.文献を調べてみると、
過去に「気」や気功の効果について科学的な研究が行われたという報告がいくつか見られます。
例えば1978年には、
中国・上海の原子核研究所の研究員である顧涵森女史と、上海市気功研究所の林厚省医師が
共同で「気」の検出実験を行ないました。
それによれば、林医師が「気」を発射すると赤外線装置が反応。
さらにその赤外線の周波数を調べたところ、
健康状態がいいときと悪いときでは発射される「気」の状態も異なる―― 
つまり「気」は体調と関わりがあることなどがわかったそうです。

気功の健康への効果については、次のような研究が行われています。
上海の第六市民病院で、1958年から西洋医学と気功を組み合わせた治療を開始し、
 喘息発作のひどい患者112人に気功療法を行なったところ、
 1年後には73%、4年後には93%の方に改善効果が見られたとのことです。
上海の高血圧研究所で、延べ3万人以上の高血圧の患者に気功療法を行なったところ、
 開始から約2週間で数値が変化。
 4~8週目には、最高血圧が140~150程度まで下がったとの結果が得られたそうです。
 また、降圧剤のみの治療を受けた人たちの改善率が67%だったのに対して、
 降圧剤と気功療法を併用した人たちの改善率は約90%だったそうです。
中国の「中国免疫学中心海軍総合病院」で、
 患者の体内から取り出した胃腺ガン細胞に「気」を1時間照射した実験では、
 ガン細胞の約25%が破壊されたそうです。
日本の厚生省(当時)は健康総合対策事業の一環として、
 佐賀県民49人の気功教室参加前と気功教室終了後(6ヶ月後)の血液検査を実施しました。
 それによると、気功教室の終了後には
 高脂血症と診断された人たちの総コレステロール、悪玉コレステロール(LDL)、
 中性脂肪がすべて低下。
 いずれも正常範囲内に改善したことがわかりました。

このように、これまで気功や「気」に関する科学的な実験や調査が
いくつか行なわれてきていますが、
残念ながらその結果が世界的に認められる段階には至っていないのが現状です。

智能気功では、気功を単なる伝統文化や智恵としてではなく、
細胞など物質にも影響を与える科学のひとつとしてとらえ、
「気功科学」という新しいことばを創り出しました。
そして今後は、気功を医学的・科学的に検証して実験データを積み上げて、
その有効性と信頼性を世に広め、
世界中の人々の健康と幸福の実現のために気功を役立てていきたいと考えています。

*上記の研究内容や結果は、『気の挑戦――中国気功科学はここまできている』(仲里誠毅著・品川嘉也監修/緑書房)、『東方医学』(Vol.15 No1 1999)などを参考にさせて頂きました。


20070730110849.gif



読者のみなさんのなかで、「気功について知りたいことがある」「気功のここがよくわからない」という方はどしどし質問事項をコメント欄に記入してください。
「今さら恥ずかしくて聞くに聞けない・・・・」というような素朴な質問も大歓迎です。

なお当ブログの更新は第1・第3水曜日です。次回をお楽しみに。




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。