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 第33回
「病気にかかりやすい人、かかりにくい人」


年中「風邪をひいた」「胃の調子が悪い」などと言って具合が悪そうな人もいれば、
いつ会っても元気はつらつでエネルギーにあふれた人もいます。

人間には病気にかかりやすいタイプと、かかりにくいタイプがあるのだろうか。
あるとすればその違いはどこにあるのだろうか。
ふとそんな疑問が浮かびました。

病気になりやすいかどうかは生来の体質が大きく関係するので、
一概に言うことはできません。
また、医学に素人の私が病という重大なテーマを扱うのはおこがましいのですが、
十余年にわたって智能気功を学んできた経験と知識をもとに、
気功的な視点から病気について考えてみたいと思います。

あくまでも個人的な見解ということでお読みいただければ幸いです。

第33回花
人間の体には「気」という生命活動のエネルギーが流れている――
これが東洋医学、そして気功の基本的な考え方です。

いわゆる健康というのは、
生命エネルギーである気が体のすみずみまでスムーズに流れ、
全身に気が充実している状態をいいます。
逆に、気がスムーズに流れなくなったり不足してくると、
体に何らかの不調が現れるようになります。
それをそのままにしておくと、病気に進んでしまうわけです。

では、体内の気の流れや気の働きを悪くする要因には
どのようなものがあるでしょうか。

考えられるものを上げてみましょう。


□ タバコ
  タバコの煙には300種類ともいわれる有害物質が含まれています。
  その煙は体内の気を汚し、スムーズな気の流れを妨げたり、
  毒性の強い活性酸素を作って細胞をガン化したりします。

□ 激しいスポーツ
  ウォーキングなど適度なスポーツは健康にとって不可欠です。
  しかし、心拍数が極端に上がるような激しいスポーツは
  体内の気を消耗させてしまいます。
  また体内で活性酸素を発生させ、
  細胞を早く老化させたりガン化させたりするのです。

□ 強いストレス
  人間関係や仕事などによって強いストレスを受けることがあります。
  ストレスがうまく発散できずにたまっていくと、
  心身が緊張してこわばるなどして、気の流れが妨げられてしまいます。

□ 否定的な感情や悲観的な感情
  「どうせうまくいくはずがない」「私はもうダメだ」「治りっこない」など、
  自分の存在や境遇、生き方に対して否定的な感情や劣等感を抱いたり、
  悲観的にものごとを考えていると、
  意識もマイナスの方向へと向かってしまいます。
  それが気の流れを悪くしたり、気を損なったりします。

□ 過剰な競争意識
  つねに自分と他人を比べて、
  他人よりも優位でなければ満足できない人がいます。
  このような行き過ぎた優越感は意識を閉ざす原因になり、
  スムーズな気の流れを妨げます。

□ 強い疲労の蓄積
  仕事やスポーツのしすぎでたまった疲労は
  適度に休養をとって回復すれば、大きな問題にはなりません。
  しかし疲労を解消できずにためすぎると、
  気を消耗させたり気の流れを阻害します。

病気にかかりやすい人というのは、
上にあげた要因をいくつも同時に抱えている人ではないでしょうか。
反対に、気の働きを妨げる要因が少なければ少ないほど、
病気の危険が遠ざけられるのだと思います。

例えば、タバコは吸わず、激しい運動を控え、
なにごとにも前向きに取り組むことができて、気晴らしが上手な人。
そんな人ほど病気になりにくいといえるでしょう。

第33回木
しかし、楽観的になりたいけれどなかなかなれない、
仕事が忙しくて休めない、気晴らしできるような趣味がない、
という方たちも少なからずいるはずです。

働き盛りの年代はいやでも仕事中心の生活になりがちですし、
何十年も仕事一筋の人生を送ってくると
趣味を見つける機会もなかなかもてません。

そういう人たちは病気を甘んじて
受け入れなければならないのでしょうか。

いいえ、決してそんなことはありません。

私たちの体内を流れている気は、
ひとつひとつが正しい情報をもっています。
よい血液とはどのようにあるべきか、
内蔵はどのように働けばよいのか、
骨は、皮膚は、筋はどのようにあるべきかなど、
人が健やかに生きていくための正しい健康情報が
気にはインプットされているのです。

気はいうなれば「健康の設計図」のようなものです。

気は人間の体だけでなく、
宇宙の果てまでいたるところに存在しています。
そして、宇宙に存在する気は清浄で、純粋で、清澄で、
いっさいの汚(けが)れがない無垢な気です。
その清浄な気を体に取り入れて、体内の気の流れを改善し、
気を充実させるのが気功です。

ストレスや疲労が避けられないことは多々ありますし、
嫌な目にあって気持ちが後ろ向きになることもあるはずです。

しかしそれで一時的に気が損なわれたとしても、気功をすればいいのです。

気功で新鮮な気を体内に取り入れ、体のすみずみまで行き渡らせれば、
気が本来もつ健康の設計図が正しく働いて
体はふたたび健やかな状態に戻っていくことができます。

私も最近は、仕事を終えて家に帰ってから20~30分ほど練功するようにしています。
短時間でも練功をすると、昼間の疲れや緊張がとれてすっきりするのです。
練功をしてからこうしてブログの内容を考えたり、
本を読んだりDVDを観たりする時間はとても充実しています。
体だけでなく、心もほっとくつろいで癒される時間です。
やはり気功のおかげで心身の健康は保たれているのだなぁ、と感じる瞬間でもあります。

第33回もみじ


気にはさらに2つの重要な働きがあります。

健康に悪いものを排除し、
心のありようを前向きで積極的な方向へと促す働きです。

気功を始めると体の不調がだんだんと改善されていきます。
しばらく経つと、人によっては昔かかった病気の症状がぶり返すことがあります。
体のなかに潜んでいた病気の根っこが掘り起こされて、外に出てくるのです。
気にはこのような病毒排出作用があり、
これによって病気が何もない真の健康を作っていくのですが、
気はタバコや大量のお酒、脂っこい食事など健康の害になりそうなものも、
自然と体から遠ざけてくれるのです。

この力は私も現実に実感してきました。

私はもともとタバコを吸いませんが、気功を始めてからはますますタバコが嫌いになり、
残り香さえダメになりました。
以前はプールでよく泳いでいましたが、
プールの水には消毒用の塩素が大量に入っていますよね。
気功を始めてからはあの薬品いっぱいの水に入ることに、
ものすごく抵抗を感じるようになりました。
また、1日に何百メートルも泳ぐことが健康にいいとは思えなくなり、
だんだんと足が遠のいたのです。
前にも述べたように激しい運動をすると大量の酸素が体内に入り、
これが有毒な活性酸素に変わって全身の細胞を傷つけます。
気功のおかげで健康を取り戻しつつあった私の体は、
この危険を察知してSOSを出してくれたのだと思います。
そして、私の心もその危険信号を素直に聞くことができたのではないでしょうか。

タバコをやめたいのにやめられないという方は、
ぜひ気功を始めて、毎日まじめに練功してみてはいかがでしょうか。
きっと自然に禁煙したくなるはずです。


ものの見方や考え方も、気功を始めるとずいぶんと変わっていきます。

これについては今までも記事のなかで書いていますが、
私は練功しているうちに、宇宙との一体感を強く感じるようになってきました。
すると、それまでとらわれていた不安や恐れ、むなしさや焦りなどが徐々に薄れ、
ありのままの自分を揺らぎない存在だと考えられるようになってきたのです。
そのおかげでいろいろな趣味に挑戦したり楽しんだりする心のゆとりも生まれました。

毎日の練功で体内の気の流れが良くなっていくと、
心もおのずと健康になるのでしょう。
また肯定的で楽観的なものの見方ができるようになると、
意識が開き、同時に体のツボも緩んでくるといわれています。
それでさらに良い気が体内に入りやすくなり、
ますます体も心も充実して健康になるという相乗効果が得られるようです。


マイナスの情緒は、気の流れに悪い影響を及ぼします。
怒ると体内から気が外に出てしまいますし、
心配すると気の流れが詰まって脾臓の気が損なわれます。
悲しむと気が消えて、肺の気が損なわれるといわれています。

心のもちようが健康に影響を与え、
病気の引き金になるなどと気付いていない人も多いと思いますが、
体と心はひとつです。
クヨクヨしないこと、悪い方にばかり考えないこと、
心配や不安の種ばかり拾わないことです。
生きていれば楽しくないこともいろいろありますが、
何が起ころうとも簡単に揺れたり崩れたりしない心を持ちましょう。
そういう不動の心を作る手助けをしてくれるのも、じつは気功なのです。


「生・老・病・死」は、人間にとって避けられない根源的な苦しみだといわれています。

たしかに普通の生き方をしているとそうかもしれません。
また、私も以前は漠然とそう思っていました。

しかし智能気功を学び、その効果を全身(体と心)で実感するようになってからは、
「老」と「病」の苦しみは練功という努力によって
ある程度軽くなると確信できるようになりました。

どんなに注意していても、不幸にして病気にかかってしまうことがあるでしょう。
しかしそういう出来事に直面しても、
悲観したり、投げやりになってはいけません。
気功の力を素直に信じてまじめに練功し、
自分の境遇を恨まず、毎日を前向きに過ごすように務めてください。

それができる人とできない人とでは、
回復の程度に大きな差が出てくることは間違いないからです。


病気にかかりにくいのは気功をやっている人。
万が一病気になっても、その病気を改善することができ、
病の苦しみを取り除いたり軽くしたりできるのは、
やはり気功をやっている人。

私はそう思うのです。


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 第32回
「意識が進化すること、それは人生が充実するということ」


今回は智能気功でもっとも重要な「意識」について、少し詳しくお話ししたいと思います。

人間のあらゆる行動を方向付けたり決定しているのは、
じつは意識だということにお気づきでしょうか。

今日の昼に何を食べるかといった些細な選択も、
脱サラして新しい事業を起こそうかどうしようかといった重大な決定も、
すべては意識のなせるわざです。
そういう意味で、意識は私たちがどういう人生を歩んでいくかに
大きく関わっているといえます。

第32回コスモス

意識は間違いなく自分のものなのに
――人生も左右するものなのに――、
その重要な意識を改善したり、高めたり、
磨く努力を私たちはしているでしょうか。
もちろん本を読んだり経験を積むことで、
意識はそれなりに高まっていきます。
が、意識そのものを鍛錬するとか、
意識をレベルアップさせる方法など実践したこともないし
「そもそもそんな方法があるの?」と
いぶかしく思う人の方が多いのではないでしょうか。


じつは、気功のレベルをあげるためには
意識の鍛錬が必要不可欠です。
そして気功が上達すれば、
意識のレベルも上げることができるのです。

智能気功ではとくに意識の使い方を重視し、
気功教室でもしばしば「意識の運用」についての指導があります。
それこそがまさに、意識を直接的に、意図的に鍛錬しているということなのです。

足を鍛えれば足の筋肉がつくように、
意識を鍛錬すれば意識を高めることができます。
意識が高まれば、意識がかかわっているすべての活動
――心理活動もそうですし、生命活動もそうです―― が向上し、
人生も大きく変わっていくのです。

意識の運用というのは、じつは簡単なことではありません。

練功のなかで意識をどう運用するかは
各人の気功のレベルによっても違ってきますので、
大雑把にお話すると皆さんを混乱させてしまうかもしれません。
また知識として頭で理解するよりも、
練功を通して自分自身の体でつかむことが最良の方法だと私は思っています。

ですからここでは意識の運用の具体的な話は控えて、
私の気功人生を振り返りながら、
意識がどのように変わってきたかを紹介することにしましょう。


一般的にふだん生活しているときの意識というのは、
明日の仕事の予定を考えていたかと思うと、
昨日家族に言われた言葉を思い出すといった具合に遊動的で、
ほとんど秩序がありません。

一方練功のときの意識は、徹底的に集中することが求められます。

ところが気功を習い始めた当時の私は、
練功に入ってもなかなか集中することができませんでした。
いっとき集中できても、突然気功とはまったく関係のないこと
――これがいわゆる雑念です―― がわいてきて、
それとともに意識があちこちに浮遊してしまったり。
ときには気功に対する疑問が浮かんで集中しきれなかったりという具合で、
とても不安定でした。

このように散漫な意識を改善することが、初級者の大きな課題です。

改善する方法はただひとつ。
先生の号令に合わせて、その通りに動くことだけに集中する。
「体の内を思い、天涯を思い」といういわゆる「開閉」に集中する。
ともかく徹底的に専心し、ひたすら気功に集中することです。
家で一人で練習するときは練功用のテープやCDを再生して、
号令に集中して動作することを心がけました。


そうしているあいだに、私の内に少しずつ変化が起こり始めました。

ふだん生活しているときの心理状態と、
練功しているときの心理状態が違ってきたのです。

文字やことばで説明するのはむずかしいのですが、
ふだんはイライラしたり不安を抱いたりなどの心の揺れがあっても、
練功に入ると心は静かで穏やかになり、とても安定するのです。
ふだんは波立っている水面が練功になると波紋ひとつなくなり、
あたりが静けさに包まれるような感じ、とでもいえばいいでしょうか。
これがいわゆる「気功態」と呼ばれる状態です。

また雑念はあっても、次々とわいてくるようなことはなくなり、
相手をせずに放っておくと自然に消えていくようになりました。


そしてこのような段階になると、
健康面でも胸を張って「よくなった」といえるほどの
回復が実感できるようになりました。

一種のテレパシーのような力を感じ始めたのも、このころからです。

個人差が非常に大きいので一概にはいえませんが、
気功を習い始めてからここに到達するまでに、
私の場合は半年から1年程度かかったと思います。

第32回もみじ

せっかく教室に入学しても
数か月でやめてしまう人たちが少なくありません。

しかし残念ながら、
それくらいでは十分に意識は改善されません。

気功はとても効果の高い健康法なので
体調は楽になると思いますが、
病気の根はまだ体のなかに残っており、
真の健康体になったとはいえないでしょう。

そういう中途半端な状態で気功から離れてしまうのは、
じつにもったいないことです。
もう少し我慢して努力を続ければ、
健康面も意識面も
次のステップに上がることができるのに・・・。

気功は数か月でマスターできるほど
底の浅いものではありません。
続ければ続けるほど、究めれば究めるほど、さまざまな収穫を得ることもできます。
散漫になりがちな意識をひとつにしようとする努力、
気功だけに集中しようとする努力を地道に続けて、
一歩でも上のステップに上がってほしいものです。


さて、号令がなくてもある程度ひとりで集中して練功できるようになるころには、
体の調子もさらによくなりました。
例えば寝込むような風邪をひかなくなくなるなど、
健康の土台がしっかりと作られていく感じです。

そして私は、
指導員の資格を取ってひとりでも多くの方に気功を知ってもらいたい、
と思うようになりました。

じつはちょうどこのころから、充実感をもって元気に生きられることの幸せ、
たくさんの人と関わりながら生かして頂いている幸せを
ひしひしと感じるようになっていたのです。

その幸福感は気功から頂いたものです。
気功のすばらしさをじかに皆さんに伝えたい。
気功を通じて皆さんにも同じような幸福感を味わってほしい、
という気持ちが強くなってきたのです。


このような大きな意識の変化が感じられるようになったのは、
智能気功のもっとも基本の功法である第一歩功の捧気貫頂法(ほうきかんちょうほう)
ひと通り身に付けたころからだったと思います。

私は指導員の資格を取り、第二歩功の形神庄(けいしんしょう)に進んだころには、
指導員としての活動にも一生懸命に取り組みました。

そして今は、社会や人類のために気功をもっと役立てたい、
そのために私自身もっとできることをしたいという思いが
ますます確かになっています。

第二歩功は、体のさらに内側の層の気を鍛錬する功法なので、
健康レベルや潜在能力が一段と向上し、
同時に意識面でも、体内の気の流れや不調な部分がわかるようになるなど
非常に成長します。

こうして振り返ってみると、
私の意識は練功のおかげで確実に開放されて、
上の段階へとあがっていこうとしているようです。

第32回夕焼け


誰の「我(が)」も最初は小さくて、
「自分の健康のため、幸せのため」という思いが中心にあります。

しかしそれは決して悪いことではないでしょう。
自分の健康がおぼつかなければ、
人のお手伝いをする元気も力も出ませんし、
社会的な活動もむずかしくなるからです。
また、自分自身が健康になれば家族や友だちに安心してもらえます。
それもとても大切なことです。
だから自分の健康のために練功することは、俗にいう自己本位とは違います。

しかし練功で宇宙の混元気とつながることで、
そういう「我」がだんだんと広がって、
狭いものの見かた考え方や執着から離れた「大我」といわれる境地に
成長していくといわれています。
その過程で、心は自分以外の人々、社会、世界、宇宙へと向き始めるのです。

社会のため人類のためなどという話は大袈裟すぎて
「自分には関係ない」と感じる方もいるかもしれませんが、
気功を続けているとごく自然にそのような心境に入っていくことができます。
しかも肩肘張らずに、穏やかな気持ちで行動に移せるようになっていくものです。

大我は、インド哲学で
「宇宙の本体としての唯一絶対の精神」という意味だそうです。

それは「宇宙の真理」ということばで表現してもいいと思いますが、
気功によって意識が成長し進化していくと、
最終的には宇宙の真理と一体化するのではないでしょうか。
それが仙人とか聖人とかいわれる域なのかもしれません。

そこにいたる道のりが果てしなく遠いことは誰もがわかっています。
しかし生きている限り努力をし、
宇宙の真理に一歩でも二歩でも近づくことができたら、
なんと素晴らしい人生になるでしょうか。

毎日気功の練習をするということは、
毎日意識を鍛錬し、意識を進化させているということです。

そしてそれはそのまま、有意義な人生だということでもあると思います。






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