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 第48回
「ゴールデン・エイジの気功」


第48回もみじ
先日、中学校の同窓会に出席してきました。
この同窓会は3年に1回開催しているのですが、6年前は、100人いる同窓生のうち約半数近くの48人が参加。
ところが、3年前は28人になり、今年はついに18人になってしまいました。

すでに亡くなられた方、闘病中で出席できない方などもいましたが、幹事さんの話によれば、「同窓会のような賑やかな席に参加して楽しむ元気がない」という方が少なくなかったようです。

何をするにも億劫で意欲が湧かない。積極的に外に出て行く機会が減る、人と交わる機会が減る
――これが老いのひとつの現れなのかもしれません。

また先日は、俳優の緒方拳さん、ジャーナリストでキャスターの筑紫哲也さんが、
ともにガンで亡くなられました。
お二人は私より少し先輩ですが、その訃報に接し、また同窓生の近況を聞くにつけ、
改めて老いや死、アンチエイジングについて深く考えさせられる今日この頃です。



死はすべての人に平等に訪れますが、
どのような生活を送るかで、人生の長さは人それぞれ大きく変わってきます。
たとえば、タバコ、過度のストレス、過労、激しい運動。
これらが体を蝕み、寿命を早める要因になることは間違いありません。

それに対して、私たち人間に本来備わっている寿命を最大限まっとうするための要因として、
ぜひとも強調したいのが「生きがい」です。
仕事をリタイアした後も時間を忘れて没頭できるような生きがいを持つと、
人生が楽しくて充実したものになります。
それがひいては寿命にも大きく影響すると思うからです。

気功は病気になりにくい体を作り、
心を平安にしてストレスを遠ざけるという点において、
長寿を実現するための最適な手段だと思いますが、
さらにすばらしい効能があります。

感性をよみがえらせてくれる、という効能です。

どうやら感性というのは齢を重ねるにしたがって少しずつ失われていくようですが、
気功を始めると、きれいなものをきれい、楽しいことを楽しい、
嬉しいときに嬉しいと感じられる心の潤いを取り戻すことができます。

そうすると意欲や好奇心や興味が湧いてきて、
無理に生きがいを探そうとしなくても、自然と心底楽しめる趣味に出逢い、
積極的に人生と向き合うことができるようになるのです。

私自身がまさにそうでした。
ここでも再三お話していますが、気功を始めてからは新しい習い事に挑戦したり、
船の操縦免許をとったり、こうしてブログを続けたり、世界がグーンと広がりました。
しかもどれもが楽しくて、おかげで毎日がとても充実しています。

生きがいを、練功そのものや気功の上達に見出すのも良いでしょう。
しかし気功には少なからず自己修練という側面があり、
ときには「えいやっ!」と重い腰を上げて練功しなければならない日もあります。
ですから気功自体を生きがいにするというよりは、
気功で心身の健康を養い、みずみずしい感性を呼び覚まし、
それを入り口として別な趣味を見つけて心ゆくまで楽しむという方が、
より理想的ではないかという気がしています。

第48回景色22

私は不遜にも数年前まで、
気功をやっている限り死ぬまで自由に体が動かせると思っていました。
正直いって、「老い」というものがピンと来なかったのです。
風邪もほとんどひかず、とりたてて具合の悪いところがなかったせいもあるでしょう。

しかし60代後半になって、老いを感じるようになりました。

たとえば1~2年前までは、かなり体力を使っていくつもの功法を続けて練習することができたのですが、
最近は負荷をかけすぎると返って体が痛くなったりします。
若い方たちに混じって教室に参加して、長時間、休みもとらずに練功しようとすると、
終わりまで集中力が持続しません。
また、智能気功の第二歩功の形神庄は、筋肉や神経、筋など、体の内部を鍛錬する功法なのですが、
近頃は形神庄を練功すること自体が簡単ではなくなってきました。
1節から10節まであるなかで、節によっては体を動かすのがつらく感じられるのです。

きっとこれが老いというものなのですね。
ついに老いてきたかと思うと少々残念ですが、
このような体験は私にとって貴重な財産になってくれました。

というのも、新たに気づかされたことがあるからです。

それは、高齢者には高齢者なりの、年代に応じた練功の方法があるのではないかということです。
そして一般の若い方たちとは別の、高齢者を対象にした気功教室があってもいいのではないか。
ぜひ設けるべきだ、ということです。

第48回はっぱ30代40代50代の若い方たちと同じ内容の練功は、60代も後半になるとやはりきつく感じられます。

事実、「もう年なのでつらい」という理由で教室をやめる高齢者の方もいると聞いています。
「年だから周りについていけない」という理由で気功教室をやめてしまったり、「気功を始めてみたいけれど、もう年だから」とあきらめなければならないとしたら、なんともったいないことでしょうか。


具体的にどのような練功方法が良いかについてはまだ申し上げられませんが、私自身は、体力というよりは意念を鍛錬するように心がけ、ゆっくりと静かに、深く練功するような工夫をしています。
また、疲れを感じたら途中で少し休憩を入れることもあります。
このような点を盛り込んだらどうだろうかと、あれこれ考えをめぐらしているところです。

70代でも80代でも90代でも、無理なく楽しくできて、しかも健康に役立つ
――そういう練功方法を編み出して、高齢者の健康と長寿を実現するお手伝いがしたい。
これが、智能気功指導員としての私の新たな目標になりました。
と同時に、今後の人生の生きがいにもなっていくはずです。


老年期、熟年期のことを、英語で「ゴールデン・エイジ」といいます。

子育ても仕事も終え、さまざまな束縛から解放されて時間がたっぷりとあり、好きなことに挑戦できる。人生のなかでも、もっとも自由で楽しい時代です。

同世代の皆さん、そして先輩の皆さん、
ゴールデン・エイジを文字通り光り輝きながらイキイキと過ごし、
与えられた寿命をできるかぎりまっとうしましょう。

そのために大いに気功を役立てていただければ幸いです。




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